有難いことに 今夏 たくさんのご注文を頂いて

急いではいたのですが 何分 夫ひとりの制作で

申し訳ないことに

随分 お待たせしてしまっています

今日は いよいよ 窯入れ前の

最後の作品 「平盃」の 削りの作業です

こちらは 削りまえの段階の形状です

次に 高台 いわゆる お盃の底の部分を

先ず 削り込みます

底の厚い部分です

中心に向かって まっすぐに

削り込みます

一番 基礎となるところです

ここで ミスすると

全体が歪みが出ます

大事な作業です

次に 縁の削りです

口当たりが良いように

出来るだけ薄く削り込みます

数が多くなると 直径を揃えるために

竹で手造りした 「とんぼ」を

このように あてて

同じ直径になるように 慎重に繰り返します

きれいに揃いました

繊細で 柔らかく シャープな 平盃です

やっと ここまで来ました

後は 窯に積んで

明日は いよいよ 素焼きの段階になりました