素焼きが窯に入っている間に

本窯に向けて 準備することが

たくさんあります

このハマつくりも その大切な一つです

今日は そのハマつくりの様子をご紹介します

ハマは 素焼き焼成が終わり

釉薬をかけ終わった作品を

本窯の棚に 積むときに

棚板と 作品の高台部分との間に

挟む 小さな生地を 「ハマ」と呼びます

焼成時に 作品のゆがみが出ない様に

作品とハマの収縮率が同じもの

同じ陶石を使って

作品と同じように

ろくろで挽いて つくります

平らに すっきり きれいに 出来ました

乗せる 作品の高台の大きさに合わせて

作ってゆきます

最後に 糸で切り取って

出来上がりです

 

これを よく乾燥させてから 下の台の部分を

削って 再び 薄く平らに 仕上げて行きます

 

作品の数の分 大きさに合わせて 作らなければなりません

作業は 夜更けまで 続いています