小さな作品がいっぱいの窯で

釉薬仕上げに やはり 長い時間がかかりました

前日まで 仕上げをして

クリスマスイブに 朝から窯積みをはじめ

夜更けまでかかってしまいました

隣り合わせの作品と 接触しないように

作品の高さや 幅を考えながら

積んでいきます

天井まで積みましたが

入りきれないものは 次の窯に残しておくことにしました

夜は零下の寒さで 底冷えがします

ようやく 積み終わって

夫の「おつかれさん」の一言を聞いたら

ホッとすると同時に 疲れが ドッときてしまいます

そして 本日のクリスマスの日に

窯に 火が入りました

手動の窯なので 一時間ごとに

窯の様子を見ながら 徐々に温度を上げて行きます

今 窯の中は 1200度です

1300度まで温度を上げて行きます

中では 釉薬が溶け

キラキラと 艶のある衣をまとって

白磁と 青磁の 器たちが 生れようとしています

昔から 何故か クリスマス前後に

窯入れすることが多く

子供たちが小さいころは

「お母さん 窯を焚くと サンタさんが

煙突から入れなくなるよね・・」と 心配そうな顔をしていたのを思い出します

「大丈夫 窯焚きの日は 窓から入ってもらうから」と言うと

安心したようにお布団に入って行きます

寝入った子供たちの枕元に そっと お菓子や 色鉛筆や 画用紙 など

ささやかな プレゼントを置いたものでした

遠い昔の事を思い出しながら 今夜の窯が無事に終わりますように

私も サンタさんにお願いしようと思います