朝晩 肌寒さを感じるようになり

季節は 一気に 進んでいるようです

工房も 削り作業をする 轆轤の音と

削り粉を吸い込む 集塵機の音が

忙しなく 響いています

きれいに 削り終えた 高台皿です

高台皿は 足の部分の削りが 難しく

時間がかかっています

 

今日は そんな高台皿の

大まかな 削りの工程を ご紹介してみます

先ず これが 削りをかける前の高台皿です

これを 削り台の上に 逆さに置きます

足になる部分を 細く 削り込んでいきます

 パラパラと 削り粉が音を立てて 集塵機に吸い込まれてゆきます

お皿の部分も 薄い紙のように 削ります

盛り上がっている 高台部分も

どんどん カナが入って行きます

きれいな 平面になるまで 続きます

大雑把な 工程になりましたけど

途中 厚みを指で確認しながら

薄く 細く 縁の仕上げも丁寧に

時間を掛けて 仕上げてゆきます

最後まで 慎重に 細やかに 神経を使う作業です

そんな 緊張の作業が続く 工房です

本日は O県にお住いの Y様から

「昨日 近くの漁港に きれいな 関アジが

入ったので 送りましたよ 食べてください」と

お電話が入りました

新鮮で 旬の関アジ

脂がのっていて 甘くて

最高に 美味しかったです

ありがとうございました